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短編集。2019年の北海道新聞文学賞で佳作となった「岡田さんと煙草のこと」を表題作に、問題を抱えた家族の話を3つ収めました。
装丁は餅井アンナさんにお願いしました。
コミックスサイズ/74P/800円(約55000字)
試し読みはこちらから→ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14098542
各話あらすじ
「岡田さんと煙草のこと」
ここ数日、小学生のありさは母の元彼・岡田さんと暮らしている。母が婚約者と海外旅行に出かけたからだ。ありさは岡田さんになついているが、母はよりを戻す気はないらしい。決して親子にはなれない二人を描いた一編です。(18000字)
「家族旅行」
存在しないはずの「兄」に導かれ、「私」は東京へ向かう。道中、「兄」は「父」「弟」「恋人」「私」へと自在に変化しながら、やはり中華街を目指そうと言い出す。けれど行けるはずがない。なぜなら「私」は中華街へ行ったことがないのだから。(10000字)
「日没のあとで」
高圧的だった父が病気になって以来「女は体を売れば生きていけるから」が口癖だった母が死んだ。残された姉妹は母の言葉通りに売春を繰り返していたが、喪主を務めきった父の姿を見て、父にもやらせることができるのでは、と気づく。(27000字)
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